ウルトラドレックス770

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150~770kWエアーコンプレッサー対応 電磁式強力ドレン自動排水器

ドレントラップへの不信感と適正のドレントラップがないために、手動バルブの常時微開等で圧縮空気放出、出放しにさせている企業様、

「ウルトラドレックス770」を設置することで、大幅な省エネを図ることができます。

「ウルトラドレックス550」の改良版です。

ウルトラドレックス550からの改良点

  • 適用コンプレッサーの範囲を拡大しました。最大550kW→770kW
  • 本体内部にろ過口径の大きいストレーナー室を装備、ストレーナの付属がなくなりました。
  • コンプレッサーのアンロード中に、インタークーラーの負圧による誤動作の対策として、 インタークーラー専用機種(UDX770R型)も用意しました。

特長

1.ドレン呼び込み機構(特許取得済)でエアーロス無く確実に長期間ドレンを排出

  • 一定時間(1~2分可変)ごとに1秒間弁を開いて、ドレンを確実にセンサー室に呼び込みます。
  • 上限・下限センサーを装備し、上限センサー位置まで溜まったドレンを、下限センサー位置までエアーロスがほとんどなく、確実に排出します。

2.防水・防塵構造

  • 制御部は防水・防塵(JIS C 4034 IP65相当)構造になっています。

3.安全排出機能搭載

  • 万が一センサー機能が失われた場合、タイマーサイクル排出モードに切り替わり、ドレン呼込サイクル時間ごとに25秒間ドレンを排出します。また同時に警報ランプが点滅します。

仕様

型式
UDX770-1 UDX770-2 UDX770R-1 UDX770R-2
電源電圧 AC100V 単相AC200V AC100V 単相AC200V
周波数・電流
50Hz/60Hz
0.068A
0.058A
0.034A
0.029A
0.068A
0.058A
0.034A
0.029A
取付箇所 アンロード時 負圧にならない
インタークーラー、
アフタークーラー、
エアードライヤー、
エアータンク
アンロード時 負圧になる
インタークーラー
適用
コンプレッサー
最高使用圧力
150kW ~ 770kW ・ 1.0MPa
流体温度
および
使用周囲温度
-20℃~50℃
(ただし、ドレンが凍結しないこと)
保護形式 IP65相当(制御ボックス)
ドレン呼び込み
サイクル時間
約1分~約2分 可変
排出能力 約17L/min(0.7MPa時)
ドレン呼び込み機構
ドレン排出作動
ドレン呼び込み機構でドレンをセンサー室に呼び込むため、
約1分~約2分(可変)ごとに約1秒間弁が開き、
ドレンを排出します。
さらに、上限センサー位置までドレンが溜まると、
下限センサー位置までドレンを排出します。
テストボタン スイッチを押している時間だけ連続排出
ドレン
入口・出口口径
Rc3/4・Rc1/2 Rc3/4(逆止弁内蔵)・Rc1/2
ストレーナー 本体内に内蔵
外形寸法・質量 140(W)×315(D)×205.1(H)mm
7.3kg
140(W)×315(D)×248(H)mm
7.4kg
標準付属取付部品 G1/2×500mm 金具付ホース×1、R1/2×G1/2 ニップル×2
警報外部出力
出力形式
ソリッド・ステート・リレー
警報外部出力
電源・負荷容量
AC220V(rms)以下/DC300V以下

排出能力

圧力 排水量(清水)
1秒 10秒 25秒
(タイマーサイクル排出モード)
0.1MPa 130cc 1,300cc 3,250cc
0.2MPa 180cc 1,800cc 4,500cc
0.3MPa 210cc 2,100cc 5,250cc
0.4MPa 240cc 2,400cc 6,000cc
0.5MPa 260cc 2,600cc 6,500cc
0.6MPa 270cc 2,700cc 6,750cc
0.7MPa 280cc 2,800cc 7,000cc
1.0MPa 330cc 3,300cc 8,250cc

外形図


外形図

取付例


取付例

注意事項

  • ドレン呼び込み機構(特許取得済)で、必ずドレンをセンサー室に流入させます。上限までドレンが溜まると、下限まで排出します。
  • ドレン呼び込み機構がないドレントラップでは、ドレン導入管が『長い』『立ち上っている』『内径が細い』場合には、ドレンがドレントラップ内に入ってきませんので作動しません。

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