窒素ガス発生装置
窒素ガスについて
窒素(ちっそ:nitrogen)は原子番号7の元素で、元素記号は N。空気中に約78.08 %も含まれ、アミノ酸をはじめ、多くの生体物質中に含まれており、すべての生物にとって必須の元素です。
「窒素」は、窒素の単体である窒素分子(窒素ガス、N2)を指すことが多く、窒素分子は常温では無色無臭の非常に安定した気体です。液化した窒素分子(液体窒素)は冷却剤としてよく使用され、液体窒素温度(-195.8℃)から液化します。
近年の需要に対応して、2005年に日本工業規格 (JIS K 1107) に規定の純度が高められました。
窒素分子(dinitrogen)は化学式 N2 で表され、常温常圧で無色無臭の気体として存在します。融点-210℃、沸点-195.8℃、比重0.808(-195.8℃)です。大気中に最も多く含まれる気体で、大気中の濃度は、地上でおよそ78%です。
常温常圧下では、極めて不活性かつ、アルゴン等の希ガスに比べると安価な気体であるため、嫌気性条件や乾燥条件を設定する際に用いられます。
窒素ガスの用途
窒素ガスの用途として、以下のようなものがあります。
- レーザー加工
- 樹脂成型
- 熱処理炉
- リフロー
- アルミ溶湯
- 食品の酸化防止のための封入ガス
- 消火器の加圧粉末式・蓄圧粉末式の圧力源
- タイヤへの注入
など
フクハラの窒素ガス発生装置
フクハラの窒素ガス発生装置は、圧縮空気を原料として窒素ガスを発生する装置です。
窒素ガスを自社生産することで、品質向上・コスト低減に貢献します。
豊富な納入実績を有し、膜分離方式、PSA方式共に幅広い機種展開となっています。