フクハラのドレン処理装置は、環境配慮製品。
無電源です。
比重差分離槽を持たないオールインワンタイプのドレン処理機。すべての処理工程を一つのフィルターで行う、全く手間いらずシリーズ。簡単メンテナンス、省スペース、廃棄物ゼロの製品で油消費量の少ない、ドレンを電磁弁排出する現行コンプレッサーにベストマッチします。
適用コンプレッサー 25kW, 50kW, 75kW
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XSD25型 | XSD50型 | XSD75型 |
2011年01月より、XSD50・75型の減圧弁を廃止しました。
ドレン処理のスタンダード! ドレンデストロイヤーXSD型特長
- 大きな処理量と安価な処理費
XSD25:150ppm時 12,500L・4.4円/L
XSD50:150ppm時 25,000L・4.4円/L
XSD75:150ppm時 37,500L・4.4円/L - 大きな清水確認槽付(特許取得済)
処理水の清水確認が容易にできます。
- XSD槽下部にはドレン分離槽付(特許出願中)
油吸着材の寿命が延びます。
- 無電源装置
XSD型は電磁式ドレントラップの排水圧力によりドレンを圧送します。
- 非常にシンプルな構造なのでほとんど故障はありません。
- 特殊フィルターだけで1981年よりエマルジョン(乳化油)を処理しています。
スラッジの発生もないため人手がまったくかかりません。(特許取得済)
- 二次産廃不要、リユース、エコサイクル、サーマルリサイクル(特許出願中)
使用済みのXSD槽は、架台から取り外して弊社にご返却してください。

ドレンデストロイヤーXSD型処理フロー
ドレンデストロイヤーXSD型仕様
型式 | XSD25 | XSD50 | XSD75 | |
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適用 コンプレッサー |
スクリュー | 総合計して 25kW以下 |
総合計して 50kW以下 |
総合計して 75kW以下 |
レシプロ | 総合計して 15kW以下 |
総合計して 30kW以下 |
総合計して 45kW以下 |
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処理水の油分濃度 | 5ppm以下(n-ヘキサン抽出物質) (注1) | |||
処理方法 | フィルター槽方式 | |||
最大処理能力 | 10L/h | 20L/h | 30L/h | |
運転方式 | 電磁式ドレントラップからのドレン圧送による自動運転(注2) | |||
減圧方式 | ストレーナー内オリフィス | |||
XSD槽の交換方法 | XSD槽ごと交換してください。 使用済XSD槽は弊社に返却することで、二次産廃の処理が不要となります。 |
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使用温度 | 2~50℃(ただし、ドレン水が凍結しないこと)(注3) | |||
最高使用圧力 | 0.8MPa | |||
入口・出口口径 | Rc1/2 | |||
XSD槽入口圧力 | ドレントラップ 使用時 0.02~0.3 MPa以下 |
ドレントラップ動作時 0.15MPa以下 | ||
外形寸法・質量 | 400(W)× 280(D)× 870(H)mm 約27kg (空重量) |
710(W)× 295(D)× 970(H)mm 約55kg (空重量) |
950(W)× 295(D)× 970(H)mm 約80kg (空重量) |
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塗装 | 黒色(マンセルN-1.0) 半ツヤ |
(注1)
全国排水基準より厳しい都道府県の条例排水基準(3ppm以下)にも対応できます。
(注2)
ドレン集合管の一番上側に必ず弊社製シングルトラップ・ダブルトラップ・オートエアートラップ・電子トラップ・電子トラップⅡ
ドレックス700を1台以上取り付けてください。
また、スーパートラップを取り付ける時には取り扱い説明書を読み、ドレンの排出時間を極力短め(3秒間)に調整してください。
(注3)
0℃以下の時は、凍結対策をしてください。
寒冷地仕様
型式 | XSD25 | XSD50 | XSD75 |
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温風ヒーター型式 | PH-200F | ||
電源電圧・周波数 | AC100V 50/60Hz | ||
使用周囲温度 | -10~50℃ | ||
加温方式 | ヒートシンク・送風 | ||
温風ヒータ消費電力 | 210W | ||
安全装置 | 温度過昇防止装置(サーモスタット) 温度ヒューズ |
||
取付個数 | 1個 | ||
温風ヒーター質量 | 1.3kg | ||
本体外形寸法 | 540(W) × 370(D) × 1,200(H)mm |
770(W) × 370(D) × 1,200(H)mm |
1,000(W) × 370(D) × 1,200(H)mm |

XSD25-H型
寒冷地仕様
ドレンデストロイヤーXSD型ランニングコスト
型式 | XSD25 | XSD50 | XSD75 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
油分濃度 (注1) |
全処理量(L) (注2) |
ランニングコスト (円/L) |
全処理量(L) | ランニングコスト (円/L) |
全処理量(L) | ランニングコスト (円/L) |
100ppm | 18,750 | 2.9 | 37,500 | 2.9 | 56,560 | 2.9 |
125ppm | 15,000 | 3.7 | 30,000 | 3.7 | 45,000 | 3.7 |
150ppm | 12,500 | 4.4 | 25,000 | 4.4 | 37,500 | 4.4 |
寿命の判定方法 | 清水確認槽の処理水が白濁してきたら、フィルターエレメントの交換時期です。 日常の管理として、清水確認槽を目視にて点検してください。 |
(注1)油分濃度は、コンプレッサーの稼動条件、オイル消費量、負荷率、周囲環境(温度・湿度)によって変化します。
(注2)全処理量(年間ドレン発生量)は、ドレン分離槽通過後の油分濃度(125ppm)を基準値として計算しています。
図面・取扱説明書
・XSD25 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・XSD50 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・XSD75 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・XSD 【取扱説明書】