大規模コンプレッサー室のドレン処理に最適です。
適用コンプレッサー 220kW, 440kW, 660kW, 880kW, 1100kW
ADP220型 | ADP440型 | ADP660型 | ADPL880型 | ADPL1100型 |
ドレンデストロイヤーADP型・ADPL型特長
大規模コンプレッサー室のドレン処理を目的とし、高濃度で乳化状態の強いドレンも大容積のドレン分離槽や浮上油製造装置との組み合わせによって処理を可能とした万能型のドレン処理機です。
また他機種とは違いポンプ内蔵の自吸式ですので既設客先ピットを有効利用できます。
ドレンデストロイヤーADP型・ADPL型処理フロー
ドレンデストロイヤーADP型・ADPL型取付例
コンプレッサーが1台の場合
コンプレッサーが2台の場合
ドレンデストロイヤーADP型・ADPL型仕様
型式 | ADP220-1 | ADP440-1 | ADP660-1 | ADPL880-1 | ADPL1100-1 |
---|---|---|---|---|---|
適用 コンプレッサー |
総合計 220kW以下 |
総合計 440kW以下 |
総合計 660kW以下 |
総合計 880kW以下 |
総合計 1100kW以下 |
処理後の 油分濃度 |
5ppm以下(n-ヘキサン抽出物質)(注1) | ||||
処理方式 | フィルター槽方式(使用済み槽は当社にご返却ください) | ||||
フィルター槽 本数 |
A槽×2 B槽×2 |
A槽×4 B槽×4 |
A槽×6 B槽×6 |
A槽×8 B槽×8 |
A槽×10 B槽×10 |
全処理量 150ppm時 |
110,000L | 220,000L | 330,000L | 440,000L | 550,000L |
全処理量 300ppm時 |
55,000L | 110,000L | 165,000L | 220,000L | 275,000L |
フィルター エレメント 交換方法 |
槽ごと交換します。槽にはフィルターエレメントが緻密に詰め込んであり、貴社で詰め込むことはできません。使用済み槽は弊社にご返却ください。 | ||||
最大処理能力 | 60L/h (50Hz) 72L/h (60Hz) |
100L/h (50Hz) 120L/h (60Hz) |
170L/h (50Hz) 200L/h (60Hz) |
260L/h (50Hz) 310L/h (60Hz) |
320L/h (50Hz) 380L/h (60Hz) |
運転方法 | 自動運転・ポンプでドレンを圧送処理(レベルスイッチを設置することで、自動運転または手動運転が可能です) | ||||
ポンプ電源・出力 | AC100V・650VA(50Hz/60Hz)積算時間の50Hz/60Hz切換え可 | ||||
運転圧力 | 0.6MPa (ポンプレリーフバルブ 0.8MPa) | ||||
最高使用圧力 | 0.6MPa | ||||
入口・出口口径 | Rc1/2 (出口側に清水確認槽の設置をお願いします) | ||||
外形寸法 mm | 655(W) × 780(D) × 1,5252(H) |
1,280(W) × 780(D) × 1,527(H) |
1,895(W) × 910(D) × 1,527(H) |
3,210(W) × 900(D) × 1,450(H) |
3,710(W) × 900(D) × 1,450(H) |
質量 | 145kg | 230kg | 330kg | 750kg | 900kg |
塗装 | 若草色 (マンセル 7.5GY5/4.5) | ||||
用意していただく物 | ドレン分離槽・清水確認槽 | ||||
ドレン分離槽 (別売品)(注2) |
DST-125 | DST-250 | DST-500W または DST-500L |
DST-1500F | DST-2500F または DST-3500F |
清水確認槽 (別売品) |
CWT-8 | CWT-43 |
(注1)
全国排水基準値より厳しい都道府県の条例排水基準(3ppm以下)にも対応できます。
(注2)
レシプロコンプレッサーおよび高圧コンプレッサーのドレンを処理される場合はお問い合わせください。
ドレン分離槽を大きな物、または浮上油製造装置等が必要となる場合があります。
寒冷地仕様
ADP440-H型 寒冷地仕様
型式 | ADP220-H | ADP440-H | ADP660-H | ADPL880-H | ADPL1100-H |
---|---|---|---|---|---|
温風ヒーター 型式 |
PH-200F | 別途打合せ | |||
電源電圧 周波数 |
AC100V 50/60Hz | ||||
加温方式 | ヒートシンク・送風 | ||||
使用周囲温度 | -10~50℃ | ||||
温風ヒーター 消費電力 |
210W | ||||
安全装置 | 温度過昇防止装置(サーモスタット) 温度ヒューズ |
||||
取付個数 | 1個 | 2個 | 3個 | ||
温風ヒーター 質量 |
1.3kg/個 | ||||
外形寸法 | 850(W) × 670(D) × 1,600(H) mm |
1,310(W) × 920(D) × 1,600(H) mm |
1,791(W) × 858(D) × 1,527(H) mm |
ドレンデストロイヤーADP型・ADPL型ランニングコスト
型式 | ADP220 | ADP440 | ADP660 | ADPL880 | ADPL1100 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
油分濃度 (注1) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L)(注2) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L)(注2) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L)(注2) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L)(注2) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L)(注2) |
50ppm | 330,000 | 0.8 | 660,000 | 0.8 | 990,000 | 0.8 | 1,320,000 | 0.8 | 1,650,000 | 0.8 |
100ppm | 165,000 | 1.7 | 330,000 | 1.7 | 495,000 | 1.7 | 660,000 | 1.7 | 825,000 | 1.7 |
150ppm | 110,000 | 2.5 | 220,000 | 2.5 | 330,000 | 2.5 | 440,000 | 2.5 | 550,000 | 2.5 |
(注1) 油分濃度は、コンプレッサーの稼動条件、オイル消費量、負荷率、周囲環境(温度・湿度)によって変化します。
(注2) 全処理量(年間ドレン発生量)は、ドレン分離槽(別売品)通過後の油分濃度(100ppm)を基準値として計算しています。
図面・取扱説明書
・ADP220 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・ADP440 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・ADP660 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・ADPL880 【標準仕様】
・ADPL1100 【標準仕様】
・ADP220/440/660型 【取扱説明書】