中規模以下のコンプレッサー室、中・大型の単独設置のコンプレッサーのドレン処理を目的としたシリーズ。スーパートラップの排出力を用いて無電源処理を確立した圧倒的ベストセラーシリーズです。
搭載したドレン分離槽と重厚なAB槽フィルターでレシプロ機のドレンや旧型コンプレッサーのドレンにも対応可能な最強・最高シリーズです。
ラインナップ
適用コンプレッサー 37kW, 75kW, 150kW, 220kW
SD37C型 | SD75C型 | SD150C型 | SD220C型 |
※2020年03月型式変更。
処理フロー
取付例
コンプレッサーが1台の場合
コンプレッサーが2台の場合
仕様
型式 | SD37C | SD75C | SD150C | SD220C | |
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適用 コンプ レッサー |
スクリュー | 総合計して37kW以下 | 総合計して75kW以下 | 総合計して150kW以下 | 総合計して220kW以下 |
レシプロ | 総合計して18kW以下 | 総合計して37kW以下 | 総合計して75kW以下 | 総合計して110kW以下 | |
処理後の油分濃度 | 5ppm以下(n-ヘキサン抽出物質)(注1) | ||||
処理方式 | フィルター方式(使用済槽は弊社にご返却ください。) | ||||
フィルター槽の本数 | AB槽×1本 | AB槽×2本 | AB槽×4本 | AB槽×6本 | |
全処理量 | 150ppm | 27,500L | 55,000L | 110,000L | 165,000L |
300ppm | 13,750L | 27,500L | 55,000L | 82,500L | |
最大処理能力 | 18L/h | 36L/h | 72L/h | 108L/h | |
エレメント交換方法 | 槽ごと交換します。槽にはフィルターエレメントが緻密に詰込んでありますので、貴社でエレメントを詰込むことはできません。取り外した槽を弊社に返却してください。 | ||||
運転方法 | 自動運転・スーパートラップ・電子トラップⅡなどによりドレンを圧送し処理 | ||||
運転圧力 | ストレーナ出口 0.02~0.15MPa AB槽が詰まってきますとドレン分離槽のドレン水位がXラインよりも著しく上昇してきます。AB槽のフィルターエレメントが汚染されていないか確認してください。 |
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流体温度および使用周囲温度 | 2~50℃(ドレン水が凍結しないこと)(注2) | ||||
最高使用圧力 | 1MPa | ||||
入口・出口 口径 |
Rc1/2ボールバルブ(Rc1/2ユニオン付) | ||||
外形寸法 | 844(W) × 376(D) × 1,288(H)mm |
585(W) × 581(D) × 1,361(H)mm |
825(W) × 581(D) × 1,361(H)mm |
1,305(W) × 581(D) × 1,411(H)mm |
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質量 | 95kg | 130kg | 190kg | 250kg | |
塗装 | 若草色(マンセル7.5GY5/4.5) | ||||
ご用意して戴く物 | 弊社製造の超強力型ドレン自動排水器スーパートラップ、電子トラップⅡ |
(注1)全国排水基準値より厳しい都道府県の条例排水基準(3ppm以下)にも対応できます。
(注2)凍結の恐れがある場合は、凍結対策を施してください。
寒冷地仕様
型式 | SD37C-H | SD75C-H | SD150C-H | SD220C-H |
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温風ヒーター 型式 |
PH-200F | |||
電源電圧 周波数 |
AC100V 50/60Hz | |||
加温方式 | ヒートシンク・送風 | |||
使用周囲温度 | -10~50℃ | |||
温風ヒーター 消費電力 |
210W | |||
安全装置 | 温度過昇防止装置(サーモスタット) 温度ヒューズ |
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取付個数 | 1個 | 2個 | ||
温風ヒーター 質量 |
1.3kg/個 | |||
外形寸法 | 810(W) × 389(D) × 1,360(H)mm |
590(W) × 590(D) × 1,390(H)mm |
810(W) × 581(D) × 1,460(H)mm |
1,310(W) × 584(1) × 1,500(H)mm |
SD150C-H型 寒冷地仕様
ランニングコスト
型式 | SD37C | SD75C | SD150C | SD220C | ||||
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油分濃度 (注1) |
全処理量(L) (注2) |
ランニング コスト (円/L) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L) |
全処理量(L) | ランニング コスト (円/L) |
50ppm | 82,500 | 0.8 | 165,000 | 0.8 | 330,000 | 0.8 | 495,000 | 0.8 |
100ppm | 41,250 | 1.7 | 82,500 | 1.7 | 165,000 | 1.7 | 247,500 | 1.7 |
150ppm | 27,500 | 2.5 | 55,000 | 2.5 | 110,000 | 2.5 | 165,000 | 2.5 |
(注1)油分濃度は、コンプレッサーの稼動条件、オイル消費量、負荷率、周囲環境(温度・湿度)によって変化します。
(注2) 全処理量(年間ドレン発生量)は、ドレン分離槽通過後の油分濃度(100ppm)を基準値として計算しています。
図面・取扱説明書
・SD37C 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・SD75C 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・SD150C 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・SD220C 【標準仕様】 【寒冷地仕様】 【カバー付】
・SD 【取扱説明書】